20世紀から21世紀へ、量から質への転換。これまで大量の情報を瞬時に処理す ることを得意としてきた情報(処理)化は、失われた10年と言われた世紀末・新世
紀初頭の時代をくぐり抜け、IT(インフォメーションテクノロジー)化と言われ るように大きな質的変化を成し遂げようとしています。
情報が単なる数字や文字の羅列ではなく、意味や価値を持つ知識・知恵として 扱われ、さらに新しい意味や価値を創造し、かつ新たな生産を喚起し文化度を向 上するものとして扱われるようになったということでしょう。大量生産などのよ
うな量的拡大と低コスト化により幸せや豊かさが追求できた時代から、明らかに 脱皮したことを象徴しているものと思えます。
当協会の前身は、昭和59年(1984年)に発足した高知県ソフトウェア産業協議会 です。平成11年(1999年)4月に社団法人化し「新しい時代に沿う団体」として再
スタートしました。そしていま、当協会は「地方の質的変化・構造改革」を推進 すべく、重要な役割を演じなければならないとの重責を感じざるを得ません。
平成17年4月より当協会は、新たな会員の加入と新理事の体制、そして会長な どの交代を経て体制を一新いたしました。また、当協会には全国に十分通用する
技術・ノウハウを持つ会員や、コンテンツ分野・地域に深く根ざした分野など、 まさに地方の縮図のような、さまざまな分野の会員が集う特色ある集団です。
当協会の使命は、これらの特色ある会員のさらなる発展を目指すとともに、我 々を育むこの地域の発展を創造するところにあります。まさに、我々の発展が地 域を発展させ、また地域の発展が我々の可能性を拓く。このように循環しかつ一
体的に発展する形相は、当協会のあるべき姿や目指す方向を示しています。そし て、その発展のキーワードは「量的発展から質的変化・構造改革を目指す」とい う言葉に表されるのではないでしょうか。
我々の新たな決意をここに表明すると同時に、今後共皆様方のご支援を賜りま すようお願い申し上げます。
平成17年(2005年)12月
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